詳細なネタバレを含む可能性があります
- 2023/12/29 10:40:32 シナリオ内で取り扱われる題材についてはクトゥルフ神話TRPGを遊ぶ層ならば普段触れ合っている範囲で、特別な地雷表記は不要と感じる。(概要文には特に記載は無いが問題はない)全編通して演劇を見せられているような展開が多い。<ポジティブ>少年漫画のような展開とNPCとの密な関係。シナリオに翻弄されても要所で適切なRPを返せる人ならばしっかり楽しめる。<ネガティブ>流れが決められており、自由度は無い。普通のTRPGを遊びたいならば改変してくれるKPの元で遊ぶか、そもそもこのシナリオを選ばないほうが良い。<総評>人を選ぶシナリオ。作者の用意したシナリオをなぞる遊びが好きな層は好ましく感じ、TRPGを遊びたい層からは不満が出やすいと思われる。面白い要素は沢山あり、人気の理由もわかりやすい。KPがどのような改変・マスタリングをするかがかなり重要だが、このシナリオをKPしたい層はシナリオをそのまま遊ばせたいだろうから改変してくれるKPを探すのが大変なシナリオだと思う。
- 2023/12/29 12:14:07 <総評>KPが吟遊するとNPC主役の一本道シナリオになってしまいますので、PL/PCのやりたいことをできるだけアドリブをきかせると、PLの満足度が上がるシナリオだと思います。読み物としては面白いです。<KPするにあたって>NPCの台詞・やり取りがとにかく冗長なので、PL/PCに合わせて改変はほとんど必須だと思います。<ネタバレありの内容>事件の背景・時系列がまとめられていますが、「スキル犯罪者」がどのようにして増えたのかなど、設定に記載不足が見られます。KP側で回す前にある程度の設定の矛盾点の潰し込みが必要です。・異能薬を使っているのであれば、時系列上の開発・完成時期とスキル犯罪開始時期の矛盾の説明ができない/出本の調査をしていないことに違和感・異能薬を使っていない/神話生物の規制が所以である場合、黒幕NPCの逮捕あるいは殺害では解決に至らない
- 2024/01/04 21:17:05 シナリオ作者のオナニーを見せられるシナリオ。の割にシナリオ内の設定はガバガバ。シナリオの序盤に〜までに事件を解決しなければ探索者のいる課がなくなる、という制限時間が提示される。しかし探索2日目がチーフの誕生日だからと、捜査と並行して準備をしようという流れを作られる。そんな呑気にしてて良いのかと。あとは化け物を目撃し、倒した一般人をその場に留めて置かなかったりもする。尚、その一般人はこの作者が書いた他シナリオのメインキャラだそうだ。最も受け入れられなかったのがシナリオ後半の展開だ。他の課の協力を仰ぐ為、罵詈雑言の中頭を下げ交渉技能を振らされる。成功したとしてもダイスを振り、出目が良くなければ協力をしてもらえないという。もちろん。お優しい作者様は、協力してもらえなかった際の救済を用意してくださっている。とあるNPCが一喝すればあら不思議、今まで探索者達に暴言を吐いていた警察達が掌を返して協力してくれるというのだ。(※シナリオと直接関係のない作者本人に関する情報と思われるため運営削除)。その後もシャッガイの支配下にあるPCを開放するために、シャッガイの女王と呼ばれる存在の足を折る展開があるのだが、足を折るとシャッガイの女王の事を忘れる=シャッガイの支配下から開放される。だそうだ。どういう理屈なのだろうか。その足は本来そのシャッガイの女王が暮らしていた家の爺さんに渡されたものなのだが、何故かご丁寧に4本渡されている。家族相手なら1本で良いし、探索者に向けてなら直接渡せば良いのに。とあるNPC以外は行動に一貫性が無さすぎてとてもモヤモヤする。そんな体験をしたいアナタにおすすめのシナリオ。
- 2024/03/13 20:21:41 派手な展開と特別感のある秘匿、そこに挟まる茶番とNPCとの濃いやりとりが好みであれば間違いなく楽しめる。 逆に地道な捜査とPC間でのやりとりに重きをおいており、さまざまな異能事件を解決するような世界観やシナリオの展開に整合性を求めている人にはあまりオススメができない。 またシナリオ本文には誤った日本語の使い方や、誤解を招くシナリオ描写、そのときのPCの行動を指定するかのような描写が含まれる。それらが気になってしまう人にはかなりストレスなシナリオかもしれない。 KPのスタイルにもよるだろうが一人一人の秘匿処理が長い。そのためKP1人で回す場合、PLの秘匿待機時間はかなり長くなるだろう。 あくまでも個人差が大きいだろうが、エンドや展開によってはNPCの処遇やNPCとPCとの関係性について倫理観的な部分で納得できない箇所が生まれてしまう可能性がある。 しかし前述した通り、派手な展開とNPCとの絡みやキャラクター性に期待しているのならば楽しめるだろう。 例えばシナリオ製作者のTwitter(現X)では質問箱にてNPCの掘り下げが行われている。シナリオを遊んだのち、そのキャラクターについての理解を深めることもできるだろう。 なお本シナリオを遊ぶ予定のある人は作者のTwitterを見ないことを推奨する。(察しのいい人はシナリオにおける各NPCの役割が分かってしまうため) 裏を返せばNPCの自己主張が激しいのでそこだけは要注意である。 ロールプレイングに重きを置いている人には、積極的にNPC間の会話に加わったり進んで自分から他PCへ話を振ったりすることをオススメする。さもなくば極端な話、誰かとの会話時間よりも聞き役・相槌役に徹していた時間の方を長く感じてしまう可能性が否定できない。 あとDEX高くないとふつうに死にます。 (レビュー者:シナリオ購入済み/未KP/PL経験あり/ボイスセッション)
※当ページは、投稿されたレビューの内容にもとづいて作成しています。
当サイト運営者によるシナリオ本文までの確認はとっていないため、あらかじめご了承ください。