詳細なネタバレを含む可能性があります
- 2024/01/10 1:03:52 <ポジティブ>・普段は遊べないような独特な設定のキャラクターで遊ぶことができる・素材パックが配布されており準備がしやすい・それぞれのPCの得意分野を活かして共闘を楽しむことができる・NPCが個性的 <ネガティブ>・出される情報の多くがNPCや世界観の舞台裏設定であり情報が錯綜する。とにかく不必要な情報が多い(恐らく同作者の別シナリオと繋がりをもたせるための情報)・以上のため、何が起こっているのか理解できないままシナリオが進み置いてけぼりをくらう探索者が出やすい(実際に、「こうしろとシナリオと指示が出ているが、なぜこれを指示されるのかがわからない」というPLが続出した。しかしシナリオに書いていないためKPも答えられなかった)・作者の文章が独特で読みづらい・展開が唐突で伏線や説明のない情報が多く混乱する <総評>キャラクター作成やNPCとの交流を楽しむシナリオだと感じた。情報が多い割に必要なものはごくわずかであるため、ストーリや推理、ゲームを遊びたいPLには向かない。 作者の世界観やNPCへの愛情が強く、ストーリーの整合性を気にせずに特殊な設定のPCでのロールプレイやNPCを愛でたい人には向いている。特殊な戦闘で神話生物と戦えるのが楽しかった。
- 2024/01/18 22:34:31 PLはしておらずKPのみ行いました。最終的に神話生物は出てきますが、全体を通してRPを楽しむだけのシナリオである印象です。仲の良いPLで固まって仲良く通過するのがベストと思われます。※※この先のレビューには大きなネタバレを含みます。※※ 【良い点】普段あまりRPする機会のない暗殺者のRPができる、戦闘において高いダメージを出したり特殊な演出を行うことができる 【悪い点】急に特定のRPを求める箇所がいくつか存在する、HOによってシナリオ内の演出に差がある 【コメント】<RP面>悪い点にあげたふたつは、このシナリオでは特に致命的であると考えます。PL向け注意に記載のある「1人の選択でEND分岐」は具体的には「HO2が私怨で殺しを行った場合」に発生する分岐のことで、該当NPCはシナリオ上ふたりいます。このふたりを殺すタイミングの描写は、『「そこに気絶して転がってるけどどうする?」と協力NPCが聞いてくる』程度の軽いもので、なんの前降りも気持ちを高めるイベントもなく、PLが酷く戸惑う展開となっています。どうにか盛り上げるイベントを作ろうにもシナリオ上このタイミングでしか処理ができないため、RPを楽しむシナリオであるにも関わらず、気持ちを展開にあわせるように強要してしまう結果となりました。<戦闘面>HO4の攻撃手段が薬学である表記が明確になく、ダメージ算出についても指定はないため、KPの裁定によっては難易度がかなり変わるのではないかと思います。また、クライマックスの戦闘処理が非常に煩雑です。<ギミック面>HO2が私怨で殺害した場合、HO4がシナリオギミックと化してしまうため、HO4希望者には別途地雷の聞き取りをするなど注意が必要であると考えます。<資料面>本文のほかにKP用資料などもありますが、資料によって書いてある情報量が変わる(NPCひとりとっても書いてあることが違う)ため、整合性をとる必要があります。また、誤字脱字も多く、文章自体の流れも悪い(口に出して読んだ時にテンポが悪いなど)ため、書き換えの作業が多く必要です。これはギミック説明についてもそうで、PL向けにわかりやすく書き直す必要がありました。<総評>清掃会社の裏の顔が暗殺者という設定は良いが、KPへの指示が曖昧な点が多く、誤字脱字も多いため、非常に回しにくいシナリオとなっています。
- 2024/04/17 0:56:55 PLとして参加(HO2以外)。シナリオは購入しておらず、KPから聞き出した範囲の情報に限られている。--- ラスボスの戦闘後に全員が生存中の場合、その後、突然提示されるHO2の選択によって生き残ったPCの行動が一部、ないし最悪全員強要されてしまう。この時、HO2のPL自体に意思決定能力が欠如していたり、PCの感情に呑まれたりなどしている場合は他PC或いはPLからの、TRPGとしてあるべき意思疎通ができなくなってしまう可能性があり、それによって悔恨を残す場合がある。対策としてHO2には、ある程度の判断力や、PLとしての冷静さを持っている人物を据えた方が事故は起きにくいと考えることができる
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